株の売り買いができるのは証券取引所の取引時間内

投資家の方が株の売り買いを行うには証券取引所の取引時間内であることが必要です。証券会社で開設済みの証券口座にて投資家の方が注文を出すと引き受けた証券会社が証券取引所と言う市場に流します。証券取引所に流した注文が成立すると証券会社を通じて証券口座に反映されるようになります。証券取引所には取引時間が定めてあり、時間外に注文を出しても成立はしないです。日本の証券取引所では東京証券取引所が代表的な存在です。

その他にも大阪証券取引所や名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所、ジャスダック証券取引所があります。東京証券取引所、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所は世界三大市場とも呼ばれています。東京証券取引所では9時から15時までが取引時間です。前場と後場に分かれており前場が9時から11時30分、1時間の休みがあり後場は12時30分から15時までが取引時間となります。

以前は年初の大発会と年末の大納会では前場のみで終了し半日のみの取引時間でしたが、現在では前場も後場も取引されています。基本的に月曜日から金曜日まで、土曜日や日曜日、祝日、振替休日、年末年始はお休みです。上昇相場中の休み前は利益確定が出やすい、下落相場中の休み前は買戻しが入りやすい傾向があります。たまにシステム障害で取引時間中でも取引できなくなることがあります。

株取引が活性化する時間帯は

証券取引所で前場が始まる9時の時間を寄付き、前場が終わる11時30分の時間を前引け、後場が始まる12時30分の時間を後場寄り、後場が終わる15時の時間を大引けと呼んでいます。このうち寄付き直後の30分くらい、大引け前の40分くらいの時間帯で売買が活発になる傾向があります。

特にニューヨーク証券取引所で大きく上がったり下がったときの翌日は寄付き直後の売買が活発です。売り買い注文が殺到するとしばらく寄り付かないことがあります。その後に売買が落ち着いてきて10時頃から再び売買が活性化することがよく見られます。後場寄り後しばらく経つとまた静かになり、大引けにかけてまた売買が活性化することが多いですが、その日によって異なる場合があります。

特定の銘柄の場合は前日に好材料や悪材料が出ると寄付き直後から活発に売買されます。
時にはストップ高やストップ安でしばらく寄り付かないことがあり、寄り付いた直後から乱高下することが多いです。売買が活性化すると値幅が大きくなることが多く、デイトレードではこの時間帯を狙って取引する場合があります。値幅が大きくなる分だけ成功したときの利益が多いですが失敗したときの損失も多くなります。

取引予約だけなら24時間可能

株の取引を成立させるには証券取引所の9時から15時までと言った取引時間内に注文を出すことが必要ですが、ネット証券にて取引予約だけなら24時間出すことが可能です。現物取引や信用取引では当日まで週末までと言った有効期間が設定されています。当日や週末まで注文が有効なのでわざわざ何度も注文を出さずに済みます。日中は働いているサラリーマンやOLの方でも成行注文や指値注文などの注文を出せますので大丈夫です。

成行注文では前場または後場の始値で約定、指値注文では指定した株価になればその株価で約定します。成行注文は大きく窓を開けた場合は大きな損失に繋がることがあるので注意が必要です。

指値注文はそういったリスクが少ないですが、指定した株価にならないとその日のうちに約定しないです。なるべく寄付きの株価を見てから注文を出したほうが良いです。証券会社の中には新規注文と返済注文を同時に出せる返済予約注文をご用意している場合があります。新規注文と返済注文を別々に出さずに済むので楽です。短期売買を繰り返すデイトレーダーによく使用されています。

PTS取引なら証券取引所の時間外でも取引可能

証券会社では独自にPTS取引を提供している場合があります。PTS取引なら証券取引所の9時から15時までの取引時間が終了してしまっても取引することが可能です。以前は多くの証券会社で提供されていたのですが、ニーズが少ないなどの理由で提供する証券会社が少なくなってしまいました。PTS取引を提供しているSBI証券では8時20分から23時59分まで一部の時間を除いて幅広い取引時間となっています。仕事で夜遅くなったけど明日上がりそうなので株を買いたい、明日下がりそうなので早く売りたいと言ったときに便利です。

証券取引所を利用した取引手数料よりもPTS取引を利用した取引手数料が安くなっている点も魅力です。
さらに証券取引所の取引時間とPTS取引の取引時間と重なる時間帯では、株価の差を利用した鞘取りと言った手法まで使えます。どちらか安いほうで株を買い、高いほうで売れば良いのです。しかしサービス開始当初は株価の差が見られましたが、近頃ではあまり株価の差が見られなくなりました。その他にもPTS取引は参加者が少なく、流動性が低いデメリットがあります。人気の無い銘柄だと注文が中々成立しないことがあるので注意が必要です。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ