株で損をする仕組みについて

株で儲ける仕組み、損をする仕組み、簡単な事ですが意外に知らない人が多いものです。なのでこれから株式で損が出る仕組みについて解説させて頂きます。

株で損が出る仕組み、単純に言ってしまえば株を高く買って安く売るから損をするのです。この一言で全て説明がつくのですが、もう少し詳しく説明をします。株を買った時は、当然値段が上がることを想定して買うわけです。しかし、何らかの事情により買った株がどんどん下がっていったとしましょう。この時、株が上がるまで待つことが出来れば、損はしません。しかしその株を寝かしている間、その株を買っているお金はそこに沈殿してしまうので、有効利用する事が出来ません。その間に確実に儲かりそうな株を見つけても、資金難でその株を十分に買うことが出来なくなるのです。

この時、投資家が取れる手段は4つあります。ひとつめはなんとか資金を調達してきてその有望な株を買う方法、ふたつめはお金がないので諦める方法、みっつめは信用取引で株を買う方法、そしてよっつめは寝かしている株を損覚悟で売って、そのお金で株を買う方法です。

このように他のどこかでお金を使う場合、寝かしている株を売る事があります。理論上は買った値段より低い値段で株を売らなければ損をする事がありません。しかし、いつまでも株を寝かしておくのは辛いものです。だったら損をしても株を売って現金化をしよう、そう人は思ってしまうのです。だから、人は株で損をするのです。他にも信用取引で株を売り買いしていた場合、損を埋めるために強制的に株が売られること(ロスカットされる場合)があります。

株で損をしやすい性格とは

どの世界にも損をしやすいタイプ、しにくいタイプというものが存在します。当然、株の世界にもそういったタイプがあります。では、株の世界で損をしやすいタイプとはどのようなタイプなのでしょうか。

株の世界で損をしやすいタイプ、第一に挙げられるのは、すぐにかっとなってしまうタイプです。このタイプは株価が自分の思い通りに行かないと、かっとしてしまい、冷静な立ち回り方ができなくなります。そうなってしまうと、儲けるため、あるいは損を取り戻すために冷静に考えたら買わないような株を買ったり、非常に値動きの激しい不安定な株を買ってしまうのです。その結果、さらに損をして怒りが募り、さらに危険な投資をするようになります。こうなると大損一直線です。株式投資では、優秀な頭脳や財力よりも冷静さが求められます。冷静さを失った時点で、既に投資家としては負けているのです。

そういう激情家タイプのほかにも、損をしやすいタイプがあります。それは予定外の事が起こるとすぐに動揺してしまう小心なタイプです。極論すると、株の世界では想定外のことばかりが起こります。そんな想定外のことにいちいち動揺していては身が持ちません。想定外のことが起きてもあわてずさわがず鈍感に対応する、それくらいが株の世界ではちょうどいいタイプといえます。あまり攻撃的すぎても小心すぎてもいけないのです。

株で大損する人はいったい何を考えているのか

株は何より冷静さが大事、それがわかっていても株で大損をしてしまうことがままあります。なぜそんなことになるのか、これからその心理について説明します。

株で大損をしてしまう人は、大抵の場合すでに株で損をして、その損を埋めるために投資をしている人が多いです。これはどういう事かというと、損をしたまま投資をやめるわけにはいかないので、どこかで儲けてある程度収支の帳尻を合わせてから、株をやめるなり他の株を買ったりしたいのです。

こういう損を取り戻すために一発逆転したいと思っている人は、普通の人がやらないような無茶苦茶な投資をしたりします。投資家本人もこんな投資で儲かる可能性はほとんどないことを心のどこかでわかっているのですが、一発逆転して収支の帳尻をプラスに持っていきたいが為に、無茶をしてしまうのです。そして大抵の場合、賭けに失敗して大損します。この「損を取り戻すために一発逆転したい」という心理状態こそ大損する心理そのものなのです。

大損しないための3つの方策

では投資家が大損しないためにはどうしたらいいのでしょうか。これは言うは易し行うは難しですが、まず第一に常に冷静な立ち回りを行うことです。少々想定外の事が起きたり損をしても動じない、鈍感な精神を持つことです。

そして第二に投資の損を投資の得で埋め合わせようとしないことです。損を得で埋めようとすると、どうしても一発逆転的な投資法が頭をよぎってしまいます。そうするとほぼ確実に大損してしまうので、
決してそのような事を考えず、損を出してしまったものはもうしょうがないと、すっぱり諦めることです。いつまでも過去の損を覚えていても、ろくなことになりません。

そして第三にやるべきことは、損切りをきっちりと行うことです。値下がりした株をいつか上がると持ち続けていてもろくなことになりません。大抵の場合、傷が広がっていき損切りの機会を失うことになりますので、その前にすぱっと損を切ることです。そして損切りをした後はその株のことを忘れることです。

結論を言えば、投資家が大損しない方法は、冷静な立ち回り、投資の損を投資で埋め合わせない、損切りをきっちり行うこと、この3つです。これを完璧に行うことが出来れば、大損をする確率を大きく減らせることでしょう。

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