株を保有すると配当をもらえる場合があります

配当というのは、取引所に上場している会社の株を購入した場合、権利確定日にその株を持っていると株主にたいして会社から支払われる利益の一部のことです。会社の利益の一部から支払われるので、当然会社の経営が悪かったり、赤字経営の会社だと配当はでません。逆に会社の業績が思った以上に良かったりすると増配といって配当が増える場合もあります。

予め配当がどのくらいでるかという予想配当は、会社の決算月に来期の決算予想を出すので調べればわかるようになっています。ほとんど予想どおりに出る会社の方が多いですが、会社の業績自体で配当は増減する場合があります。取引所に上場している会社は、四半期ごとに業績の結果を取引所に提出する義務があり、四半期ごとでも会社の決算状況の進捗がわかるようになっています。

配当は、年2回でる半期型と年1回だけの場合があり、会社によって異なります。配当が多いかどうかを知る配当利回りは、1株当たりの配当金(最近は予想配当で計算されています)÷株価×100=配当利回りの計算ででてきます。この数値が高いほど配当の利回りが高いということになります。

好きな会社の製品がもらえるチャンス、株主優待とは

株を保有していると配当金がもらえる他に株主優待ももらえる場合があります。株主優待というのは、日本の株にある独自のもので外国の株などではありません。

株主優待は、その会社の株を保有している人に対して会社の製品や割引券がもらえたりするものです。最近は会社の製品だけでなく、Quoカードやお米など生活に密着しているものがもらえたり、株主優待だけのオリジナルの製品などを提供する会社も増えてきました。株主優待も配当と同じように権利確定日にその会社の株を保有していることによってもらえる権利がありますので、権利確定日に保有している必要があります。

最近は、株主を増やしたい、または、株を長く保有してもらうことによって安定的な株主を増やせると考える会社が多くなり、長期で保有すれば株主優待のもらえる製品や優待券の数が増えたりと長期で保有することで有利な特典になる場合があります。株主優待が目当てでその会社の株式を保有している株主も多く、株主優待を行う会社も増えてきました。

配当や優待はいつでももらえるもの?

配当や株主優待をうけとる場合は、権利確定日に株式を保有しておく必要があります。なぜかというと配当や株主優待を受け取る株主を確定させる必要があるからです。権利確定日は、その会社の決算月の最終日になります。

たとえば、日本は3月決算の会社が多いのですが、3月決算の会社の場合3月31日が最終日になります。この3月31日に株主の方が、配当や株主優待を受け取る権利をもらえるのです。しかし、株を3月31日に購入しても間に合いません。なぜかというと株式の受け渡しは、4営業日後になるためです。少しややこしいのですが、3月31日に株主でないといけないので、この場合は31日から起算して4営業日前に購入しておかないと31日の受け渡しに間に合わないからなのです。

また、土日祝日は除く営業日ベースでの起算になります。31日から起算して4営業日前が28日になるので、この日までに株を購入、もしくは保有が必要です。逆に、この日だけ保有しておけば権利は確定するので、次の日の29日に売却しても問題はありません。この権利確定日の次の日を権利落ち日とよびます。

配当金はいつどうやってもらえるの?

権利確定日に株を保有し、配当や株主優待の権利を得たとしてもすぐに受け取りができません。会社は、決算を発表しその後株主総会を開きます。その株主総会で株主の承認などの手続きを経たあとに配当や株主優待を受け取ることができます。日本の会社が多い3月の場合は、だいたい2~3か月後の5.6月がごろに受けとっている所が多いようです。

株主優待の場合は、株主の登録している住所に郵送で届きます。配当の場合も会社の代行している信託銀行から配当金の通知がくるようになっています。配当の受け取り方法は、3つのパターンがあるため、人によって異なります。証券会社で口座を開く際に、配当金の受け取り方法を決めますが、郵便局で配当受領証と引き換えに受け取る方法と銀行口座に直接振り込みされる方法(最近は、さらに細かく銘柄ごとに個別に銀行振り込みもできるようになっています)、証券会社の口座で受け取る方法になります。配当は、通期1回と半期に2回の所がありますが、受け取り時期と方法は同じです。

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